AWAI〜鎌倉彫×西陣織 その5

AWAIの美しき織物たちと鎌倉彫の作品が、ほぼ完成いたしました。

 

さてこれからは、この作品たちを必要とする人々の手に届ける。

 

世界の何処かにいる人々に出会うために。

 

時間をかけすぎることなく、急ぎすぎることもなく、ただ風に乗って斜め上方に登り続ける。

 

宝相華紋・雫ペンダント・漆黒に弁柄

 

 

 

雲立涌・雫ペンダント・漆黒に藍

 


ある日の鎌倉 台風を乗り越えた野菜たち

台風をはじめとする天災が多い日本ですが、この秋口の連続の被害は、とても広い範囲に渡ったものであった。

この度の災害で被害で命を落とされた方々にお悔やみ申し上げます。

まだ復旧の真っ只中の方々がいかに多いことかと・・・。心が痛みます。

 

鎌倉も15号の台風の被害が未だ復旧していない山々もあるのに、観光客が山に入ってしまって、危険極まりない。

 

私が料理人としてお世話になっている農家さんたちも、大変な被害を受けておられ、秋への種まきが終わったところでの15号で全部流され、さらに植えたところへ19号という連続での強烈な台風。

今、鎌倉のレンバイでも売るお野菜がとても少ない。というか、雨の多さで農地が水を含みすぎてしまって、再び植えた根が下へと育たない、ということもおっしゃっていた。

 

それでも、場所をかえ、荒れた土地を耕し、再び野菜を育てていかなければならない。

土に生きるものは強いという言葉を、私のようなものが言ってはいけないと思うほどに、打ちひしがれている方もいる。また、淡々とこの自然の爪痕をよく観察しながら、前へ前へと向かっている農家さんもいる。

 

人はそれぞれでいい。

 

そんな真っ只中で、鎌倉でお料理をふるまう会があり、生き残った野菜たちを料理して提供した日。

 

仕上げにたっぷりと使ったイタリアの素晴らしいBioのオリーブオイルが、青い香りを放つ。

CENTONZE OLIO EXTRA VERGINE DE OLIVA  BIOLOGICO

野菜とハーブと柿を使ったサラダに、たっぷりとかける。

 

 

 

その数日後には、また別の場所でハーブとBioの雑穀と押し大豆のサラダに塩とすだちとオリーブオイルをたっぷり

このオリーブオイルは本当に香りが良い。久しぶりに出会った感じでした。

 

 

ヨーロッパ特にフランスもBio先進国で、スーパーでも当たり前のようにBio野菜が並び、それほど価格差もない。

ミツバチ問題もあり、大きく無農薬へと舵をきっている。

日本は逆の方向へと向かう力も強く、本当に恐ろしいと思う。

 

土を離れては人間は生きられない。

 

どうか、土も木もそして地球の水をおろそかにしないで欲しいと切に願う。


美食倶楽部@鎌倉まちの社員食堂・2019・8・18

暑い夏の1日の、熱いイベントでした。

 

スペイン・サンセバスチャン美食倶楽部に魅せられた方とまちの社員食堂の広報Yさんが共鳴して、第0回として開催した、『美食倶楽部@鎌倉 まちの社員食堂』

 

 

台風によるお野菜と海の食材の影響がどうなるかということに最も悩ませられましたが、なるようにしかならない、自然に任せるという境地。

とはいえ、数週間前から農家さんに相談し、数日前からは毎日朝一番でレンバイに通い、何が直前で使えそうか、どの農家さんのお野菜をどのタイミングで選択すべきか、ということをず〜〜〜っと考える日々でした。笑

 

海もこのところあまり状況がよくないそうで、漁師女子のMちゃんに相談しつつ、たこを確保していただく。おかげ様でたこはあらゆるお料理の中心となる、大切な食材となりました。ありがとうMちゃん!

 

 

たことバターナッツかぼちゃのアヒージョ。白ワインにぴったりのおつまみになりました。

 

 

サンセバスチャンも海の幸とピーマンをよく使う地域なので、夏野菜が終わりに近づき品種が少ない中でもピーマンだけはふんだんにあったので、これだけは唯一安心できる野菜。といった感じでしたでしょうか・・・

とはいえ、台風が直撃したら一発で農地のお野菜も根こそぎもっていかれてしまう可能性もあったので、神のみぞ知るということですね。

 

案の定、直前は台風による強風によって予定変更を余儀なくされた部分はありましたが、旬のお野菜もしっかり確保し、メニューもぎりぎりで確定。急遽、苦味の少ない筋肉ゴーヤなるお野菜もお仲間に入りました。

 

 

 

熱い1日の始まりはみんなが並んで料理をする光景。私がずっと心に描いていた幸せな世界。

 

 

 

まり先生に教えていただいたパエージャも魚介のおだしたっぷりで、たこと共にしっとりと仕上げました。

 

 

大町・邦栄堂さんのモチモチ皮を使った、たこの水餃子

 

 

姫様のたまご。横須賀の平飼いでお姫様のように育ってられている鶏の卵を使った絶品トルティージャ

 

 

 

たこ、ピーマン、カラフルパプリカを使ったサルピコンは、ミントとフェンネルも使ってさっぱり!

 

 

子供と一緒にきてくれたママも3人いて、大人が遊んでいるのを我慢してるか楽しんでくれているか・・?

という状況でしたが、交代に子供たちを抱っこしたりして、大人も癒される

 

 

ようやく、サディスティックな料理時間が終わり、みなさんと一緒に乾杯〜

いろいろ作っていただきましたね!

いただきましょう!お疲れ様でした!

 

また、お逢いできる時と楽しみに!

 


毛糸遊び

ずっと興味があったパンチニードルをやってみました。

 

友人が京都でとっても素敵な毛糸屋さんをやっていて、いつかそのうち編み物も!と思いますが・・・

 

このパンチニードルは西陣織をデザインすることにも共通する楽しさがあって、今は自分で織ることはできないので配色を考えて織り手さんにお願いするところまでなのですが、こちらは自分で針を刺して完成させることができます。

 

昨日はとっても暑かったのですが、風があったので冷房をつけずに窓を開け放って、毛糸と戯れていました。

楽しみをくれた友人達に感謝です!

 

 

 

 

 


2019年祇園祭

今年は後祭のタイミングで京都出張となりました。

 

打ち合わせが終わった後、ホテルに入る直前から、龍神様からのメッセージのような雷雨となりましたが、宵山を歩く時間には雨も止み、193年ぶりに復活した「鷹山」のお囃子もゆっくりと聴くことができました。

 

そして、浄化が終わった翌日の後祭では大きな石に座って、鉾や人々が前を通っていく姿をのんびりと拝見することができ、今年の祇園祭も堪能いたしました。

 

疫病が流行り、鎮めるために神さまを祀り祈るという、ある意味で世界共通の人間の姿なのだなという思いがこみ上げてきて。

 

『北観音山』

 

 

 

『鯉山』

 

 

 

『八幡山』

 

 

 

『黒主山』

 

 

 

『南観音山』

 

 

 

『役行者山』

 

 

 

『浄妙山』

 

 

 

『鈴鹿山』

 

 

 

 

『鷹山』

 

 

 

 

『大船鉾』

 

 

ふいに出逢ういろいろ

 

 

 

 

梅雨明けです。

 

 


AWAI 鎌倉彫×西陣織 その4

昨年の春にも増して、再起動に時間がかかった今年は、ようやく再び動き始めます。

 

深く深く沈んだ分、高く高く飛ぶことになるでしょう。

 

ようやく基本コンセプトのロシア語プレスリリースも完成しました。

 

そして、今年の新たな作品をこれから創り始めます。

私は織物のデザイナーとして、未来に繋がる仕事を残すため、妥協をせずに心に従って創ること。

 

一歩づつですね。

 

素晴らしき職人さんたちと、西陣織のエキスパートであるプロデューサーが支えてくれる今、

私がやらなくて誰がやるのだ!という気持ちで、頑張ります。

 

鎌倉彫にも素晴らしき感性を持つ作家・職人・クリエーターがいてくれて、心身共に支えてくれている。

 

パリにも、一緒に仕事をしよう!と言ってくれる若い家具の作家がいる。

 

ひとりではない。

 

みんなに感謝!

 

さて、誕生日が近づいてきました。つまり、私にとってはこの日は新生の日。

初心と伝統。能が伝えることは、ひとが生きることに通じる。

 

昨年の11月 リヨン織物美術館にて、素晴らしい織物の歴史を持つ国フランスを実感した時間でした。

この時、歯が痛くて顔が1.5倍に腫れていたので、少し丸顔の私です。

 

 

 

 

 

 

 


国際女性デー

今日は歴史的な長いお話。

 

1904年、ニューヨークで女性労働者が参政権を要求して起こったデモとその後に起こった大火災と女性労働者の被害。

そんな中で、1909年にアメリカでおこった、女性の地位向上の提案。

1910年 コペンハーゲンでの国際社会主義者会議の中で提唱された、女性の政治的自由と平等のためにたたかう記念日を作ろうという動き。これに多くの国々が賛同しお祝いをすることになったそうで。

1917年3月8日サンクトペテルブルグの女性がロシア皇帝に対してデモを起こし、のち二月革命に発展、ロシア帝国を倒すに至る。

この革命に大きな力を捧げた女性たちを讃え、1921年に国際女性デーを3月8日に世界統一している。

 

2018年6月に訪れた、サンクトペテルブルグの美しさは、筆舌に尽くしがたい。

 

 

世界ではこの日、男性から日頃の感謝を込めて花束を送る。

 

現代、ミモザの日と呼ばれているのは、1946年にイタリアでの提唱で、イタリアに自生する身近な花で、貧富の差に関係なくどんな人でも感謝の気持ちを表すことができるということで、ミモザに決まったという経緯。

 

日本では、ミモザの日というところだけクローズアップされていますが、このような歴史的な経緯があって、3月8日は世界中の男性が女性に感謝する日です。

 

古来よりネイティブアメリカンの習慣として、愛の告白に男性は女性にミモザを贈り、無言で女性が受け取ると男性の想いを受け入れたという意味を表したという。

 

そんな、古い習慣がイタリアに電波したのかもしれないですね。宇宙はひとつですから。

 

明日、私もミモザに囲まれたい。笑。煩悩。

 


春近し

今日は少し暖かくて、春の兆しでした。

 

今年のお雛祭りは、姫たちが集まって、お雛様の前で美味しいビールを飲み食べ続けるという恒例の会でした。

お隣の河津桜も満開で、メジロとヒヨドリとリスがかわるがわる遊びに来ていて賑やかです。

 

 

先日訪れた、奈良の西大寺の枝垂れ梅も満開でした。

春はそこまで・・・

 


AWAI_Psyché Paris 企画展

パリからの帰国後、疲労快復に務めながらも多々の処理に追われ、あっというまの一ヶ月でした。

 

Maison& Objetの後に行った企画展は、マレ地区の中でも最近とてもいいブティックやギャラリーなどが増えたといわれる界隈。

 

私の隣がオーナーのシャンタルさん。そしてシャンタルさんのお嬢様とご友人のマダム。オーナーのセンスによって集められた洗練されたアクセサリーと共に、ウインドウ半分のスペース全体を使わせてくださいました。

 

 

 

天平鳳凰華紋のSet de tableと文様と色彩を共鳴させて創ってもらった鎌倉彫の照明

後ろの壁面にディスプレイしているのが、もっとも人気のあった雪輪うさぎのCentre de table。

 

 

 

 

そして1月の寒さと雨と週末のデモが続いている混沌とした情勢の中にもかかわらず、初日のヴェルニサージュにはたくさんの方にいらしていただきました。

 

 

鎌倉のスイーツを盛り付けたのは、鎌倉彫・木内伊作さんの「揺蕩」(たゆたう)。流れるでもなく、とどまるでもなく、しなやかであれと思い・・・という作品。

メゾンと企画展通じて、海外の方に大変興味を持っていただき、お褒めの言葉を多々頂戴した逸品でした。

 

 

平成30年度の事業の総括をしていますが、2018年1月ギリギリのタイミングで産地プロデューサー認定をうけ、怒涛のように2019年1月末まで駆け抜けた1年でした。

 

すべての源である水を表現するために、たちあらわれた雲を描きたかった。立体的でとても美しく織り上げてくださった『雲立涌』唐織に組み合わせたのは、私にとって象徴的であった伊作さんの『迹』(あと)という作品。

 

私が大好きなEmpreintes Parisは、フランスの職人協同組合のための素晴らしい店舗であり、Psycheのごく近くにあります。

Empreinte の意味は、物理的と精神的両方でにおいて、「跡」や「刻印」を残すという意味。

小さな一歩をフランスで踏み出し、何かの足跡を残していければと祈りつつ。

 

 

すべての工程を終えて、ささやかなお疲れ様会では、Bioの美味しいワインで。至福のひとときでした。

 

 

 


2019/1 AWAI/Maison&Objet 2

2019年1月 Maison & ObjetはUnique & Eclectic SIGNATUREでの出展で、入り口から近い位置で正面に向かっており、とても良い位置でした。まずは、この位置を与えてくださったご縁に感謝いたします。

 

このスタンドの位置を獲得するために、早い時期からギリギリまで協力してくれた、SOL styleさんに感謝!

 

 

今回の照明への挑戦という難しいお題に協力してくれた、鎌倉彫の方へ心から感謝

 

 

 

今回は唐織りで創りたいという要望を叶えてくださった、京都の皆さまに感謝

 

 

 

大切な作品の持ち出しを許してくださった、鎌倉彫のイサクさんに感謝!

 

 

 

組紐コードを家の中をぐるぐる回りながら組み上げてくださった、京都のくみこさんに感謝

 

 

 

このテーブルコーディネイトは、素晴らしいね!と、(もちろんフランス語で、)フランス人のムッシューに言っていただいたことは、トータルコーディネイターとしては最高に嬉しいお褒めの言葉。

 

 

お花を生けるたびに、フラワーデザイナーだった母の声が後ろから聞こえるようで以前は怖かったですが、最近はようやくありがたいことだなと思えるようになりました。この大きな花器をみつけ、パリの街中をバスで運んだことだけでも「頑張ったね」と言ってくれているような気がしてきました。笑

 



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