AWAI 鎌倉彫×西陣織 その7

アップが後先になりました・・・。

 

昨年より進めてきたパリ『AWAIギャラリー展』。

今年の1月9日よりサン=ジェルマン・デプレのGalerie De Buciにて開催いたしました。

 

 

試行錯誤しながらの展示でしたがなんとかピタッと纏まりまして、AWAIの鎌倉彫と西陣織の融合した世界観が表現できたのではないかと思います。

 

このギャラリー前はとても人通りが多く、セーヌ川にぬける路のギャラリー街の入り口でしたので、多くの方がこのウインドウ前に立ち止まり、照明をじっくり観てからその左壁に貼ってあるAWAIのストーリーを読む

 

 

右側のウインドウに移動して、絹織物と漆のアクセサリーやオブジェが調和した作品をじっくり観る。

そして、女性はもちろんですが、大変多くの男性からも「C'est beau! 」「Manifique!!」と呟く声がなんどもきこえてきて。嬉しかった。

 

 

とにかく目を引いた西陣織の照明からその先にある黒と赤の世界へ。

ムッシュー「この漆作品は何を表現したのか」 

私「・・・・・」と答える

ムッシュー「僕はこれを、・・・・と捉える」

私「なるほど・・・・」楽しい会話が続く。

 

 

また、別のムッシューに

「この作品のエスプリになったのは、・・・・のようだが」

私「よくご存知(日本語)・・・・」と小さく呟く

ムッシュー(嬉しそうに)「よく知ってるって言われた!嬉しい!もう一回日本語で言ってください!(フランス語)」

 

 

 

別のムッシュー「Manifique!!(素晴らしい!)」このペンダントは金属でできてるのか?」

私「木と漆です。軽いですので持ってみてください」

ムッシュー「なんと・・・・・・!」

 

 

 

マダム「あーーこの赤い絹の刺繍すてき!」

私「刺繍ではなく、織物です。とても手間のかかるお仕事ですが、軽くて綺麗に仕上がっていますでしょ」

マダム「うちに欲しいけど、飾る位置のサイズ考えないと!」

私「ギャラリー展は明日までです。。。。」

 

 

 

ムッシュー「これは何でできてるの?」

私「木と漆です」

ムッシュー「何の木」

私「フランスにはないですが、桂という木です」

ムッシュー「木の仕事をしていたから知ってるよ! 桂は日本にある木だよね 綺麗だね!」

 

 

多くのフランス人「この雲の織物は素晴らしく綺麗ですね!!」

私「命の源である水を表現しています。雲立涌という、伝統的な紋様です。」

ムッシュー「紋様をしっかり守りなさいね。君は素晴らしいことをしているよ。」

私(心の中で泣く)

 

 

楽しい再会!!

パリの美術学校のとある部門の責任者の女性が、雨のストライキの中、仕事終わりに車を飛ばして来てくださいました。

今の生徒の作品や、奈良との関わりで携わった修復のことなど、、話は尽きず小一時間。

いつか、想像力豊かで、伝統的なフランスの彫の技術を叩き込まれた優秀な生徒たちと一緒に、このネットワークを生かして意匠開発などができるといいな〜。

 

 

思い返すと本当に素晴らしいギャラリー展でした。すべてのご縁に感謝して、次のステップに繋げます。

 

Au revoir Paris!

À très bientôt !!!

 

 

 


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