AWAI~鎌倉彫×西陣織 その8

今日は曇り空で風も冷たい。また冬が戻ったみたい・・・

 

午前中のお散歩から戻ったらお隣さんがお庭のお花を摘んでいて、「水仙持っていく?」「わ〜〜〜い!」ということで、お部屋が一気に明るくなりました。

 

 

今日の気分は金箔に黄漆の雫。

昨夜、この黄色の雫はいい色にあがったね〜って、話題の中心でした。

 

更紗紋様のお裂地にとてもよく似合っています。

 

この状況が落ち着いたら、鎌倉でギャラリー展いたします。

ぜひ、皆さまいらしてくださいませ!

 


AWAI 鎌倉彫×西陣織 その7

アップが後先になりました・・・。

 

昨年より進めてきたパリ『AWAIギャラリー展』。

今年の1月9日よりサン=ジェルマン・デプレのGalerie De Buciにて開催いたしました。

 

 

試行錯誤しながらの展示でしたがなんとかピタッと纏まりまして、AWAIの鎌倉彫と西陣織の融合した世界観が表現できたのではないかと思います。

 

このギャラリー前はとても人通りが多く、セーヌ川にぬける路のギャラリー街の入り口でしたので、多くの方がこのウインドウ前に立ち止まり、照明をじっくり観てからその左壁に貼ってあるAWAIのストーリーを読む

 

 

右側のウインドウに移動して、絹織物と漆のアクセサリーやオブジェが調和した作品をじっくり観る。

そして、女性はもちろんですが、大変多くの男性からも「C'est beau! 」「Manifique!!」と呟く声がなんどもきこえてきて。嬉しかった。

 

 

とにかく目を引いた西陣織の照明からその先にある黒と赤の世界へ。

ムッシュー「この漆作品は何を表現したのか」 

私「・・・・・」と答える

ムッシュー「僕はこれを、・・・・と捉える」

私「なるほど・・・・」楽しい会話が続く。

 

 

また、別のムッシューに

「この作品のエスプリになったのは、・・・・のようだが」

私「よくご存知(日本語)・・・・」と小さく呟く

ムッシュー(嬉しそうに)「よく知ってるって言われた!嬉しい!もう一回日本語で言ってください!(フランス語)」

 

 

 

別のムッシュー「Manifique!!(素晴らしい!)」このペンダントは金属でできてるのか?」

私「木と漆です。軽いですので持ってみてください」

ムッシュー「なんと・・・・・・!」

 

 

 

マダム「あーーこの赤い絹の刺繍すてき!」

私「刺繍ではなく、織物です。とても手間のかかるお仕事ですが、軽くて綺麗に仕上がっていますでしょ」

マダム「うちに欲しいけど、飾る位置のサイズ考えないと!」

私「ギャラリー展は明日までです。。。。」

 

 

 

ムッシュー「これは何でできてるの?」

私「木と漆です」

ムッシュー「何の木」

私「フランスにはないですが、桂という木です」

ムッシュー「木の仕事をしていたから知ってるよ! 桂は日本にある木だよね 綺麗だね!」

 

 

多くのフランス人「この雲の織物は素晴らしく綺麗ですね!!」

私「命の源である水を表現しています。雲立涌という、伝統的な紋様です。」

ムッシュー「紋様をしっかり守りなさいね。君は素晴らしいことをしているよ。」

私(心の中で泣く)

 

 

楽しい再会!!

パリの美術学校のとある部門の責任者の女性が、雨のストライキの中、仕事終わりに車を飛ばして来てくださいました。

今の生徒の作品や、奈良との関わりで携わった修復のことなど、、話は尽きず小一時間。

いつか、想像力豊かで、伝統的なフランスの彫の技術を叩き込まれた優秀な生徒たちと一緒に、このネットワークを生かして意匠開発などができるといいな〜。

 

 

思い返すと本当に素晴らしいギャラリー展でした。すべてのご縁に感謝して、次のステップに繋げます。

 

Au revoir Paris!

À très bientôt !!!

 

 

 


AWAI鎌倉彫×西陣織 その6

『天平鳳凰花唐草紋』白地に波立涌

 

長らくお世話になっている上野毛のClture International Club様にご購入いただきました。

 

先生のご主人様アランのお父様が画家だったらしく、その大切な絵が飾ってあるお部屋にご一緒させていただくことになりました。

 

 

日本でフランス文化に触れる機会を得る場として、長く続けておられる語学学校で、バロックコンサートやフランス料理も楽しむ機会をつくられたり、ただ語学を学ぶだけにとどまらず、日本に居ながらにしてフランス人の息遣い感じながら言葉を学ぶという楽しさを体験させてくださいます。

 

日本の文化をフランスに伝えることができたらいいなと思って、当初は「食」を切り口とした交流というものをつらつらと考えながらフランス語を学んでいましたが、ただ、料理を作って食べていただくという経験ではなく、日本の伝統的なエスプリを持つ設えの中で、味覚、聴覚・・・と五感で味わうことができれば、より人のこころにすっと落ちるのではないかと思い始め、テーブルウエアから始まり、室内装飾まで考え始めました。考えてみれば、鎌倉のある空間を始めた時に、すでに考えていたことなのでしょう。

 

その途中の段階として現在があるので、唐突に伝統的工芸を海外に需要開拓しようと思ったわけでもなく、西陣織と鎌倉彫でインテリアを創ることは2歩目でしょうか。

 

この紋様は正倉院の御物から頂戴し、デザインしております。

 

 

自分の生きる空間に対するこだわりのあるフランス人のご主人のイメージとは少々違うようなのですが、私の先生である日本人の奥様が設えてくださった額装がとても素敵で、フランス人が往きかう空間になんと調和して嬉しい・・・

 

この日、サロンでは前日詣でた高野山弘法大師空海の話をしたところ、フランス人の先生からノートルダム大聖堂についてのお話もでて、ひとの魂はリンクするのだなぁと思う、素晴らしい1日でした。

 


AWAI 鎌倉彫×西陣織 2020ギャラリー展へ出発

本日、パリに向けて出発します。

 

世界中の人々と稀有なご縁で繋がるために

 

波立涌の照明のプロとサンプルそして、祈りの雫とともに

 

 


AWAI〜鎌倉彫×西陣織 その5

AWAIの美しき織物たちと鎌倉彫の作品が、ほぼ完成いたしました。

 

さてこれからは、この作品たちを必要とする人々の手に届ける。

 

世界の何処かにいる人々に出会うために。

 

時間をかけすぎることなく、急ぎすぎることもなく、ただ風に乗って斜め上方に登り続ける。

 

宝相華紋・雫ペンダント・漆黒に弁柄

 

 

 

雲立涌・雫ペンダント・漆黒に藍

 


ある日の鎌倉 台風を乗り越えた野菜たち

台風をはじめとする天災が多い日本ですが、この秋口の連続の被害は、とても広い範囲に渡ったものであった。

この度の災害で被害で命を落とされた方々にお悔やみ申し上げます。

まだ復旧の真っ只中の方々がいかに多いことかと・・・。心が痛みます。

 

鎌倉も15号の台風の被害が未だ復旧していない山々もあるのに、観光客が山に入ってしまって、危険極まりない。

 

私が料理人としてお世話になっている農家さんたちも、大変な被害を受けておられ、秋への種まきが終わったところでの15号で全部流され、さらに植えたところへ19号という連続での強烈な台風。

今、鎌倉のレンバイでも売るお野菜がとても少ない。というか、雨の多さで農地が水を含みすぎてしまって、再び植えた根が下へと育たない、ということもおっしゃっていた。

 

それでも、場所をかえ、荒れた土地を耕し、再び野菜を育てていかなければならない。

土に生きるものは強いという言葉を、私のようなものが言ってはいけないと思うほどに、打ちひしがれている方もいる。また、淡々とこの自然の爪痕をよく観察しながら、前へ前へと向かっている農家さんもいる。

 

人はそれぞれでいい。

 

そんな真っ只中で、鎌倉でお料理をふるまう会があり、生き残った野菜たちを料理して提供した日。

 

仕上げにたっぷりと使ったイタリアの素晴らしいBioのオリーブオイルが、青い香りを放つ。

CENTONZE OLIO EXTRA VERGINE DE OLIVA  BIOLOGICO

野菜とハーブと柿を使ったサラダに、たっぷりとかける。

 

 

 

その数日後には、また別の場所でハーブとBioの雑穀と押し大豆のサラダに塩とすだちとオリーブオイルをたっぷり

このオリーブオイルは本当に香りが良い。久しぶりに出会った感じでした。

 

 

ヨーロッパ特にフランスもBio先進国で、スーパーでも当たり前のようにBio野菜が並び、それほど価格差もない。

ミツバチ問題もあり、大きく無農薬へと舵をきっている。

日本は逆の方向へと向かう力も強く、本当に恐ろしいと思う。

 

土を離れては人間は生きられない。

 

どうか、土も木もそして地球の水をおろそかにしないで欲しいと切に願う。


毛糸遊び

ずっと興味があったパンチニードルをやってみました。

 

友人が京都でとっても素敵な毛糸屋さんをやっていて、いつかそのうち編み物も!と思いますが・・・

 

このパンチニードルは西陣織をデザインすることにも共通する楽しさがあって、今は自分で織ることはできないので配色を考えて織り手さんにお願いするところまでなのですが、こちらは自分で針を刺して完成させることができます。

 

昨日はとっても暑かったのですが、風があったので冷房をつけずに窓を開け放って、毛糸と戯れていました。

楽しみをくれた友人達に感謝です!

 

 

 

 

 


AWAI 鎌倉彫×西陣織 その4

昨年の春にも増して、再起動に時間がかかった今年は、ようやく再び動き始めます。

 

深く深く沈んだ分、高く高く飛ぶことになるでしょう。

 

ようやく基本コンセプトのロシア語プレスリリースも完成しました。

 

そして、今年の新たな作品をこれから創り始めます。

私は織物のデザイナーとして、未来に繋がる仕事を残すため、妥協をせずに心に従って創ること。

 

一歩づつですね。

 

素晴らしき職人さんたちと、西陣織のエキスパートであるプロデューサーが支えてくれる今、

私がやらなくて誰がやるのだ!という気持ちで、頑張ります。

 

鎌倉彫にも素晴らしき感性を持つ作家・職人・クリエーターがいてくれて、心身共に支えてくれている。

 

パリにも、一緒に仕事をしよう!と言ってくれる若い家具の作家がいる。

 

ひとりではない。

 

みんなに感謝!

 

さて、誕生日が近づいてきました。つまり、私にとってはこの日は新生の日。

初心と伝統。能が伝えることは、ひとが生きることに通じる。

 

昨年の11月 リヨン織物美術館にて、素晴らしい織物の歴史を持つ国フランスを実感した時間でした。

この時、歯が痛くて顔が1.5倍に腫れていたので、少し丸顔の私です。

 

 

 

 

 

 

 


国際女性デー

今日は歴史的な長いお話。

 

1904年、ニューヨークで女性労働者が参政権を要求して起こったデモとその後に起こった大火災と女性労働者の被害。

そんな中で、1909年にアメリカでおこった、女性の地位向上の提案。

1910年 コペンハーゲンでの国際社会主義者会議の中で提唱された、女性の政治的自由と平等のためにたたかう記念日を作ろうという動き。これに多くの国々が賛同しお祝いをすることになったそうで。

1917年3月8日サンクトペテルブルグの女性がロシア皇帝に対してデモを起こし、のち二月革命に発展、ロシア帝国を倒すに至る。

この革命に大きな力を捧げた女性たちを讃え、1921年に国際女性デーを3月8日に世界統一している。

 

2018年6月に訪れた、サンクトペテルブルグの美しさは、筆舌に尽くしがたい。

 

 

世界ではこの日、男性から日頃の感謝を込めて花束を送る。

 

現代、ミモザの日と呼ばれているのは、1946年にイタリアでの提唱で、イタリアに自生する身近な花で、貧富の差に関係なくどんな人でも感謝の気持ちを表すことができるということで、ミモザに決まったという経緯。

 

日本では、ミモザの日というところだけクローズアップされていますが、このような歴史的な経緯があって、3月8日は世界中の男性が女性に感謝する日です。

 

古来よりネイティブアメリカンの習慣として、愛の告白に男性は女性にミモザを贈り、無言で女性が受け取ると男性の想いを受け入れたという意味を表したという。

 

そんな、古い習慣がイタリアに電波したのかもしれないですね。宇宙はひとつですから。

 

明日、私もミモザに囲まれたい。笑。煩悩。

 


春近し

今日は少し暖かくて、春の兆しでした。

 

今年のお雛祭りは、姫たちが集まって、お雛様の前で美味しいビールを飲み食べ続けるという恒例の会でした。

お隣の河津桜も満開で、メジロとヒヨドリとリスがかわるがわる遊びに来ていて賑やかです。

 

 

先日訪れた、奈良の西大寺の枝垂れ梅も満開でした。

春はそこまで・・・

 



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