本を読むということ

最近、書籍は売れないらしい。

 

必要なことは、素早く調べられる方法があるからということなのか。。

 

若松英輔さんとの出逢いがあって、私は再び本を読み始めた。

彼は、「本が読めない時がある、そしてまた読みたくなる時がある・・・・・」ということをおっしゃっていて、そうね、読めない時間も大切だったのだなと気づく。

 

直接お話を伺う機会を得て、彼の忌憚のない愛に満ちた言葉の厳しさと優しさを感じて、こころから嬉しかった。

 

最初に出逢いそこねたのが、鈴木大拙講座に講師としていらしたとき、その次が円覚寺の夏期講座で講師としていらしたとき。

直接みじかに言葉を聞ける機会を二度も逃したが、きっといつか逢えると思っていた。

 

そして、たまたま、とある書店に彼がトークショーでいらした形跡があって、サインをした書籍が置かれているのを発見し購入した。

 

まさに、その書籍の文字の中には彼の魂が宿っていた。

彼は、二度と文章がかけないかもしれないと思って書くとおっしゃっていた。すごい気迫と愛。

 

 

おかげで、また本を読むことがとても愉しくなった。筆者と読者は過去から未来から永遠に双方に繋がり動き続けるのだということの面白さ。

 

人生は大変だと思い込んでいるけど、実は今悩んでいることはたいしたことではないのかもしれない。

朝日が昇る前に自分のためにゆっくり起きて掃除をし、粛々とすべきことをすすめる。

 

つい最近、びっくりするようなことが起こったけど、結果的には必ずいい方向にしかむかっていない。

成功するか、失敗するか、それは事業としてという意味で判断されることもあるかもしれないけど、今、私が抱えることになった色々は、実は私の魂が喜ぶこと与えてくださったのだと気付くと、なんてありがたくて愉しい!

 

今朝も、とても素敵な方々とお話ができた。こういう日の珈琲は一段と美味しい。

 

 

 


2017初冬の京都

11月の早朝 鎌倉から京都へ。

今年の紅葉はどこで観ることになるのかな.....

 

いつも決めて旅立つわけでもなくお仕事があるので時間があれば気の向くままに、、というのが過ごし方。

そこには、観るべきものを必ずみせてくれる、神さまがいる。

 

今年はふわっと大原方面へ。

 

とてもひとが多くて、京都の知人からは、あそこはね、、、と言われていた意味が分かる気がした。

でも、私の観るべきものはやはりある。

 

座ってみるとひとの気配を感じなくなって、そこには森の神さまがいた。囁きかけてくる。色彩をみせてくれる。

 

自然の造形は美しい。その中で、人間の創り上げたものがいかに自然と調和できるのか、違和感をもたらすものになるのか。

それは、創ったひとのこころに宿るもの、また、観るひとのこころがどうあるのかによって、まったく違うものになるのだと想う。

 

雨の中の紅葉は一層美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年10 月の旅:瀬戸内

スケジュールを足したり引いたり、いろいろ頑張る気になると、いろいろなご縁に出逢える。

 

心が動いたら、すっと流れるように、ことは進む。

 

そして、瀬戸内へ。

 

今回は、壊れる直前だった携帯を買い換えたので、心おきなく写真が撮れた。

 

私にしてはたくさんシャッターをきった。いえ、カメラボタンをおした、、ってとこかな。

 

とはいえ、その中でも、まあいい写真じゃない?って思ったものをアップしてみることに。

 

一番行きたかった檸檬ホテル、一緒の泊まっていただいた2人の女子に感謝。

彼女たちがいなかったらこんな素敵な体験はできなかったな〜。

 

ほほ檸檬

 

 

 

神様のささやき

 

 

 

鯛そうめん、鯛の独り言

「俺様、檸檬にまけてる,,,!」

 

 

 

 

そして、豊島から小豆島へ

 

神様の仕業

 

 

小豆島から広島へ

 

静かなひとり旅の時間。

 

ふいに出逢った能舞台は、300年前に建てられたもの。

宮司さんのお話が興味深すぎて、後ろ髪ひかれながらのお別れ。

お見送りまでしてくださって、、、日本の心をお持ちのお方。

 

また、必ず参ります。

 

 

そして、ふたたび移動し、今回の終着点に。

 

水盤1

 

 

翌朝は風ひとつない秋晴れに。

 

水盤2

 

 

レストランでは地元の食材をふんだんに使っていた。

頭がさがる。

でも、彼らの出身バスクでは当たり前のことのはず。

 

世界中の美味しい食材をとりこむ日本っていったい......。

 

どれも美味しかったですが、私の感動の一品はこれ。

納得の高野町りんごのパステルバスコ。

ほんとうに美味しかった!

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

ありがとう、瀬戸内。

また、近いうちに。

 

 

 


色をもとめる旅

果てしなく色をもとめる旅が、現世での私の人生なのかもしれないと想うこのごろ。

 

たくさんの色彩に囲まれていると、私のこころ、というかもっともっとそれ以前のなにか奥深いところが喜び踊っている感じがする。

 

すると、時々まったく無の状態にもっていきたくなって、真黒の世界をもとめる。

 

昨日、打合せ中に黒の話に及び、黒は全ての色を包括したものであり、色ではないということをおっしゃっていた。

 

現世での最後には光がぷつっと切れて一旦真暗闇の中に放り込まれ、そこからまた、一筋の光をもとめて色彩をもとめてもがきながら歩き始めるのでしょうね。

 


café倶利 夏の鎌倉野菜

昨夜はcafé倶利にて夏の暑気払いの会が行われましたので、私もお手伝いをいたしました。

 

毎年のことですが、トマト好き、茄子好きには本当に嬉しい季節です。

8月下旬にはトマトも姿を消していきます。

 

たこ・鯵・トマト色々・2色のオクラをカルパッチョ 桃のソースを添えて

 

 

愛しの高野豆腐には出始めの3色人参と栄養たっぷりのツルムラサキを添えて

 

 

鯛には白長茄子・紫色の茄子はお名前忘れました・紫玉ねぎ、5色のパプリカ・甘長唐辛子の南蛮

 

 

身体の熱を冷ましてくれる夏のお野菜たちは、陽射しにも負けないカラフルな色彩を放ちます。

黒漆に映える数々。

 

後半のお料理はすっかり撮り忘れました。

 


鎌倉の蓮華 2017年7月

光明寺さんの観蓮会も終わり、そろそろ蓮華も終わりでしょうか。

 

大町の蓮華も次々に花を咲かせては、今年も散っていきます。

同じようで同じではない景色に、観るということ自体、こころの眼で観ているのだと気づかされる。

去年の今頃と今のこころの変化を感じる。

来年の蓮華のころはどうなっているのか、、、想像もつかなくて愉しみ!

 

蓮華を見るたびに水月観音さまをこころの中に映しだして、手をあわせる。壬生蓮華。

 

私もゆっくりゆっくり歩き続けています。

 

 

 


鎌倉の花火2017年

毎年、思い出深い時間を過ごすことのできる、鎌倉の花火。

 

言葉にすることができないときってありますよね。

 

今年もありがとうございました。

 

2017年7月19日 日没

 

 

水中花火 お魚さんごめんね..... 人は罪深いです。

 

 

フィナーレ 終わりよければすべてよし。まさに。。

人生そうありたい。

 


京都祇園祭2017年夏

今年の夏は祇園さん前祭をゆっくり愉しむことができました。

 

とても素敵なご縁は、まことに八坂さんのおかげ様でございますね。

 

Paris在住の友人にはcaféで今後についてお話をし...

なかなか会えなかった尊敬する素敵な女性には、偶然にも菊水鉾のお茶席でお目にかかることができ...

たまたま連絡をとったら、姉とも時間の都合がぴったりあって美味しい鱧を一緒にいただくことができたし...

そして、大好きな友人には帰る直前に会え、京都の汗をすっかり洗い流してくれる小さな銭湯でお風呂トークし...

 

素敵なお着物にも出会えたり、仕事も一歩前進したり、鉾はゆっくりと日中&夜も観ることができて...

 

人生の旅の途中で出逢う いろいろに、感謝する日々でした。

 

長刀鉾

 

 

 

鶏鉾

お囃子の音色。私が幼少より横笛に惹かれる理由、ついに思い出しました。

ずっと耳を傾けていたい。

 

 

 

美しい雲と鳥からのメッセージ。しっかりと受け取りました。

 

 

 


色の記憶

私の人生の中で、とても大切にしている言葉。

「まみさんって、色の記憶が凄いよね」

 

まだ、仕事を始めたばかりの頃、とても尊敬し相性のよかったアートディレクターがいらして、一緒にお仕事をさせていただいた。

ある、撮影をしている時に彼が私に言ったひとこと。

とても記憶に残っていて、その時のシーンを鮮明に覚えていて、忘れられない。

 

色々な仕事をしている中で、しばしば思い出した言葉。

 

私の環境がかわってしばらく会わない間に、もう会えない人になっていた。

 

とても残念で、独立した時は彼に色々なことを頼みたかったのに、、と。

でも、彼が私に残した言葉は今も私の仕事や愉しみや人生を支えている。

会うことはできないけれど、その人とはずっとつながっていると感じる。

 

色即是空、空即是色

 

今、進めていることの根本には、色彩の記憶への路が繋がっている。

 

打ち合わせの時にとった写真と、その後に立ち寄ったお寺さんで、いつもは撮らないのに、ふいに、無意識に撮った画像。

写真の整理をしていて、この2枚が続いていることの不思議を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 


MAMI

私の新しいブランド『MAMI』

 

美しく、また、ありがたくも使うべくして目の前に現れた裂地を形にして、喜んでいただける方にお届けするブランドです。

 

その最初の商品となった鎌倉彫会館のカフェ倶利の小さな器『倶利のひと雫』のための仕覆

 

これも、ありがたいご縁で、鎌倉のとある方がこの小さき器をたもとに入れて、持ち歩きたいと仰ってくださったことから、その器を大切に包む何かをお創りしたいと想いました。

 

そういたしますと、美しい裂地が目の前にやってきて、これは黒漆にとても添うなと、、一瞬で決めて、仕覆のお仕立てお願いいたしました。

 

そして、この仕覆が出来上がりまして、こちらはサンプルとして鎌倉彫会館のショップに置いていただき、皆様にご覧頂いてお気に召していただけた方には、その裂地にてお仕立てすることになりました。

 

すでに、最初の3個は、ひと雫を袂に......とおっしゃって頂いた方と、鎌倉彫を愛する方と、いつも不思議なご縁をくださる方、私の大切なご縁の3名にお届けいたしました。

 

一歩づつゆっくりですが、ひとつひとつ、大切に、たくさんの美しきもの達を手渡していきたいものです。

 



calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

categories


selected entries


archives


recent comment

  • 3月メニュー
    monk

search this site.