ある日の鎌倉 台風を乗り越えた野菜たち

台風をはじめとする天災が多い日本ですが、この秋口の連続の被害は、とても広い範囲に渡ったものであった。

この度の災害で被害で命を落とされた方々にお悔やみ申し上げます。

まだ復旧の真っ只中の方々がいかに多いことかと・・・。心が痛みます。

 

鎌倉も15号の台風の被害が未だ復旧していない山々もあるのに、観光客が山に入ってしまって、危険極まりない。

 

私が料理人としてお世話になっている農家さんたちも、大変な被害を受けておられ、秋への種まきが終わったところでの15号で全部流され、さらに植えたところへ19号という連続での強烈な台風。

今、鎌倉のレンバイでも売るお野菜がとても少ない。というか、雨の多さで農地が水を含みすぎてしまって、再び植えた根が下へと育たない、ということもおっしゃっていた。

 

それでも、場所をかえ、荒れた土地を耕し、再び野菜を育てていかなければならない。

土に生きるものは強いという言葉を、私のようなものが言ってはいけないと思うほどに、打ちひしがれている方もいる。また、淡々とこの自然の爪痕をよく観察しながら、前へ前へと向かっている農家さんもいる。

 

人はそれぞれでいい。

 

そんな真っ只中で、鎌倉でお料理をふるまう会があり、生き残った野菜たちを料理して提供した日。

 

仕上げにたっぷりと使ったイタリアの素晴らしいBioのオリーブオイルが、青い香りを放つ。

CENTONZE OLIO EXTRA VERGINE DE OLIVA  BIOLOGICO

野菜とハーブと柿を使ったサラダに、たっぷりとかける。

 

 

 

その数日後には、また別の場所でハーブとBioの雑穀と押し大豆のサラダに塩とすだちとオリーブオイルをたっぷり

このオリーブオイルは本当に香りが良い。久しぶりに出会った感じでした。

 

 

ヨーロッパ特にフランスもBio先進国で、スーパーでも当たり前のようにBio野菜が並び、それほど価格差もない。

ミツバチ問題もあり、大きく無農薬へと舵をきっている。

日本は逆の方向へと向かう力も強く、本当に恐ろしいと思う。

 

土を離れては人間は生きられない。

 

どうか、土も木もそして地球の水をおろそかにしないで欲しいと切に願う。


毛糸遊び

ずっと興味があったパンチニードルをやってみました。

 

友人が京都でとっても素敵な毛糸屋さんをやっていて、いつかそのうち編み物も!と思いますが・・・

 

このパンチニードルは西陣織をデザインすることにも共通する楽しさがあって、今は自分で織ることはできないので配色を考えて織り手さんにお願いするところまでなのですが、こちらは自分で針を刺して完成させることができます。

 

昨日はとっても暑かったのですが、風があったので冷房をつけずに窓を開け放って、毛糸と戯れていました。

楽しみをくれた友人達に感謝です!

 

 

 

 

 


AWAI 鎌倉彫×西陣織 その4

昨年の春にも増して、再起動に時間がかかった今年は、ようやく再び動き始めます。

 

深く深く沈んだ分、高く高く飛ぶことになるでしょう。

 

ようやく基本コンセプトのロシア語プレスリリースも完成しました。

 

そして、今年の新たな作品をこれから創り始めます。

私は織物のデザイナーとして、未来に繋がる仕事を残すため、妥協をせずに心に従って創ること。

 

一歩づつですね。

 

素晴らしき職人さんたちと、西陣織のエキスパートであるプロデューサーが支えてくれる今、

私がやらなくて誰がやるのだ!という気持ちで、頑張ります。

 

鎌倉彫にも素晴らしき感性を持つ作家・職人・クリエーターがいてくれて、心身共に支えてくれている。

 

パリにも、一緒に仕事をしよう!と言ってくれる若い家具の作家がいる。

 

ひとりではない。

 

みんなに感謝!

 

さて、誕生日が近づいてきました。つまり、私にとってはこの日は新生の日。

初心と伝統。能が伝えることは、ひとが生きることに通じる。

 

昨年の11月 リヨン織物美術館にて、素晴らしい織物の歴史を持つ国フランスを実感した時間でした。

この時、歯が痛くて顔が1.5倍に腫れていたので、少し丸顔の私です。

 

 

 

 

 

 

 


国際女性デー

今日は歴史的な長いお話。

 

1904年、ニューヨークで女性労働者が参政権を要求して起こったデモとその後に起こった大火災と女性労働者の被害。

そんな中で、1909年にアメリカでおこった、女性の地位向上の提案。

1910年 コペンハーゲンでの国際社会主義者会議の中で提唱された、女性の政治的自由と平等のためにたたかう記念日を作ろうという動き。これに多くの国々が賛同しお祝いをすることになったそうで。

1917年3月8日サンクトペテルブルグの女性がロシア皇帝に対してデモを起こし、のち二月革命に発展、ロシア帝国を倒すに至る。

この革命に大きな力を捧げた女性たちを讃え、1921年に国際女性デーを3月8日に世界統一している。

 

2018年6月に訪れた、サンクトペテルブルグの美しさは、筆舌に尽くしがたい。

 

 

世界ではこの日、男性から日頃の感謝を込めて花束を送る。

 

現代、ミモザの日と呼ばれているのは、1946年にイタリアでの提唱で、イタリアに自生する身近な花で、貧富の差に関係なくどんな人でも感謝の気持ちを表すことができるということで、ミモザに決まったという経緯。

 

日本では、ミモザの日というところだけクローズアップされていますが、このような歴史的な経緯があって、3月8日は世界中の男性が女性に感謝する日です。

 

古来よりネイティブアメリカンの習慣として、愛の告白に男性は女性にミモザを贈り、無言で女性が受け取ると男性の想いを受け入れたという意味を表したという。

 

そんな、古い習慣がイタリアに電波したのかもしれないですね。宇宙はひとつですから。

 

明日、私もミモザに囲まれたい。笑。煩悩。

 


春近し

今日は少し暖かくて、春の兆しでした。

 

今年のお雛祭りは、姫たちが集まって、お雛様の前で美味しいビールを飲み食べ続けるという恒例の会でした。

お隣の河津桜も満開で、メジロとヒヨドリとリスがかわるがわる遊びに来ていて賑やかです。

 

 

先日訪れた、奈良の西大寺の枝垂れ梅も満開でした。

春はそこまで・・・

 


AWAI_Psyché Paris 企画展

パリからの帰国後、疲労快復に務めながらも多々の処理に追われ、あっというまの一ヶ月でした。

 

Maison& Objetの後に行った企画展は、マレ地区の中でも最近とてもいいブティックやギャラリーなどが増えたといわれる界隈。

 

私の隣がオーナーのシャンタルさん。そしてシャンタルさんのお嬢様とご友人のマダム。オーナーのセンスによって集められた洗練されたアクセサリーと共に、ウインドウ半分のスペース全体を使わせてくださいました。

 

 

 

天平鳳凰華紋のSet de tableと文様と色彩を共鳴させて創ってもらった鎌倉彫の照明

後ろの壁面にディスプレイしているのが、もっとも人気のあった雪輪うさぎのCentre de table。

 

 

 

 

そして1月の寒さと雨と週末のデモが続いている混沌とした情勢の中にもかかわらず、初日のヴェルニサージュにはたくさんの方にいらしていただきました。

 

 

鎌倉のスイーツを盛り付けたのは、鎌倉彫・木内伊作さんの「揺蕩」(たゆたう)。流れるでもなく、とどまるでもなく、しなやかであれと思い・・・という作品。

メゾンと企画展通じて、海外の方に大変興味を持っていただき、お褒めの言葉を多々頂戴した逸品でした。

 

 

平成30年度の事業の総括をしていますが、2018年1月ギリギリのタイミングで産地プロデューサー認定をうけ、怒涛のように2019年1月末まで駆け抜けた1年でした。

 

すべての源である水を表現するために、たちあらわれた雲を描きたかった。立体的でとても美しく織り上げてくださった『雲立涌』唐織に組み合わせたのは、私にとって象徴的であった伊作さんの『迹』(あと)という作品。

 

私が大好きなEmpreintes Parisは、フランスの職人協同組合のための素晴らしい店舗であり、Psycheのごく近くにあります。

Empreinte の意味は、物理的と精神的両方でにおいて、「跡」や「刻印」を残すという意味。

小さな一歩をフランスで踏み出し、何かの足跡を残していければと祈りつつ。

 

 

すべての工程を終えて、ささやかなお疲れ様会では、Bioの美味しいワインで。至福のひとときでした。

 

 

 


2019/1 AWAI/Maison&Objet 2

2019年1月 Maison & ObjetはUnique & Eclectic SIGNATUREでの出展で、入り口から近い位置で正面に向かっており、とても良い位置でした。まずは、この位置を与えてくださったご縁に感謝いたします。

 

このスタンドの位置を獲得するために、早い時期からギリギリまで協力してくれた、SOL styleさんに感謝!

 

 

今回の照明への挑戦という難しいお題に協力してくれた、鎌倉彫の方へ心から感謝

 

 

 

今回は唐織りで創りたいという要望を叶えてくださった、京都の皆さまに感謝

 

 

 

大切な作品の持ち出しを許してくださった、鎌倉彫のイサクさんに感謝!

 

 

 

組紐コードを家の中をぐるぐる回りながら組み上げてくださった、京都のくみこさんに感謝

 

 

 

このテーブルコーディネイトは、素晴らしいね!と、(もちろんフランス語で、)フランス人のムッシューに言っていただいたことは、トータルコーディネイターとしては最高に嬉しいお褒めの言葉。

 

 

お花を生けるたびに、フラワーデザイナーだった母の声が後ろから聞こえるようで以前は怖かったですが、最近はようやくありがたいことだなと思えるようになりました。この大きな花器をみつけ、パリの街中をバスで運んだことだけでも「頑張ったね」と言ってくれているような気がしてきました。笑

 


2019/1 AWAI-Maison&Objet

鎌倉彫と西陣織のコラボレーションによるインテリアブランド”AWAI”としてMAISON&OBJETに初の出展してきました。

 

搬入から搬出までの短期間にあまりに多くのことが短時間でおこったため、まだ言葉がでてきませんが・・・

 

巨大な空間の中で、とてもいい位置で出展できたこと、作品がぎりぎりながらすべて間に合ったこと、とても綺麗なスタンドにしあがったこと、お客様から多くの励ましとお褒めの言葉をいただいたこと

 

嬉しいことがおこると、苦しかったことや悲しかったことのすべてが吹き飛ぶ。

 

とにかく、ここまで助けてくれた多くの皆さんに、心から感謝。

 

そして、こんないいスタートがきれた奇跡に感謝しつつ、次へと高みを目指して進まなければいけませんね。

 

AWAI スタンド

 

 

唐織の金・銀雲立涌

 

 

天平鳳凰花唐草と燈光

 

 

鎌倉彫照明と西陣織照明

 

 

 

 

 

灯の大切さを本当に勉強させてくれた時間でした。

 

 

 


AWAI~鎌倉彫×西陣織

2018年は通常の10倍速ぐらいで動いた日々でした。あまりに無理にスピードを早めて動かすことを良しとはしないですが、今年は少し頑張らないといけない年だと思ったので、走ってみました。

 

来年1月を迎えたら、2019年は地固をしながらじっくり考えつつ進めます。

 

大切な人と出逢えたことが、まずは心から感謝しています。

 

今日はこれ以上あまり語らず、作品を心の目でみてくださることを祈って。

 

2019年も良き年となりますよう。

 


描きたかったもの

色々と行き詰まると、材木座海岸から由比ヶ浜方向にお散歩する。汐で心身が浄化されていくのがわかる。

 

先日も悶々とした時、材木座まで歩いて行ったら、美しい景色を魅せてくれた。空気も本当にキレイで。

 

私はこれが描きたかったのかもしれない。

 

 

先日できあがってきた唐織雲立涌は、水を描きたい、そのひとつの作品。

 

素晴らしく立体的な唐織で仕上げてくださいました。金糸と金箔が夕陽が映る鎌倉の海のようです。

 

 

 



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